恩師が旅立ちました

こんにちは!セイコーハウス社長の髙木です。

今週、大変お世話になった大学の恩師が亡くなりました。
私は工学部建築学科だったのですが、その恩師は経済学部の教授です。
先日、お通夜に行って参りました。


今となっては恥ずかしい限りですが、当時建築に興味を覚えず
行きたい会社もなかったものですから、自分で会社を設立して
社長としてやっていこうと、無謀な計画を立てていたんです。

そのためには大学教授ではなく社長から学んだほうが良いと
思い、知り合った社長に大学で講義をしてくれと学生の
身分を大いに活用していました。

そのためにサークル組織にし、その顧問をお願いしていたのが
私の恩師だったのです。

私もこれまた先生を活用し
講義前に乗り込んで、こんな社長が来るから一緒に学びませんか?
と宣伝したり、
先生のコピー機のカードを拝借し
学内で配るビラを擦りまくったり


ある日なんか、朝方大学から電話を受けたら
大学の職員の人から
「君のせいで、大学の電算センターがストップして大問題に
なってる。」

当時Emailで大量に学生に送信した宣伝メールが処理しきれず
クラッシュしたようです。
これも、先生に対応してもらいました(笑)


そんな先生も私を面白がってくれて
その社長が講義に来る講座を大学の正式な講義として
一緒に立ち上げました。

それから私は卒業しましたが、先生は病に倒れるまで
続けてくれました。

先生は、それを生きがいとして続けてくれました。
苦悩している姿も見ておりましたが、
本当に充実していたと思います。

全く涙は出ませんでした。
だって、目を輝かせた先生の教え子がたくさん育ちましたから。
最後は闘病生活でしたが、
先生のしたかった人生を送れたのですから。

次は教え子や他の先生たちが引き継いでくれますよ。
だから、安心してお休みになってください。
心配性だから無理かな。(笑)

私もいずれそっちに行きますから
また面白いことを一緒に始めましょうね。

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