大変!!不動産が売れない?!

おはようございます。

セイコーハウス社長の髙木です。


今日は、ある弊社で起きた不動産に関するトラブルをご紹介します。

長い間、不動産を仕事としていても分からないことがあります。

そんな事で木曜日に行き7時間

帰り10時間かけて車で行ってきました。

これは四国へ渡っているときの写真です。

IMG_5509.jpg

時は3年ほど前

不動産を安く買って、賃貸に出し

高い利回りを得ようと目論んでいた時の話でございます。


やはり安く買うには

何かしら訳ありでなくてはなりません。


当時は競売物件を買っていました。

競売ですので、物件によっては高くなってしまうものがありますが、

経験では10回入札して、1件買えるといった感じです。


そして、比較的大きな戸建て(昔は店舗だったようです)

がありました。


実は、福岡県は人口も多いという事もあって高いので

全国で探していたところ愛媛県の物件を

入札して買うことができました。

それから500万円近くリフォームを行ったのですが

まだまだお金がかかりそうでしたので

しかたなく売却しようと考えました。

有難いことに、更にリフォームをして売却している

不動産会社が買いたいと言ってきましたので

不動産売買を締結しようとしました。


ところが、法務局に登記されている建物図面、土地の形状が分かる公図

が実際と違うので、それを修正したら引き渡しできる

条件となりました。


これを調べてみたら

まぁ、大変。


昔の公図はしっかりと測量しておりませんでしたので、

その街全体の公図がまた不適当な事ったらありゃしない。


それをベースに測量した考えをもって、測ってきているので

徐々にズレてきて

実際の形と公図が違ってきてしまっているといった始末なんです。


これを法務局に言ったら

途中の測量した履歴があるから変えられないと


いやいや、ベースが歪んでいるからそりゃ合わなくなるでしょ

と言っても受け付けない。

だから、仕方なく

お隣と方と話し合って


ずれている形状を直しましょうと

言いに行きました。


実際には面積が減ることはありませんが、

考え方によっては、こちらに土地を譲る

ということにもなってしまうので

そこは、しっかりと説明する必要があり直接赴きました。


また、土地家屋調査士の方も付き添って

頂いたので、了承していただく事に

なりましたが、


思うと、なぜ私たちがお役所のしなくてはいけない事を

しなくてはならないのか?


どちらにしましても

不動産の売買はとても奥が深いなぁと

感じる今日この頃です。

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